エアコンクリーニングの頻度は…
エアコンは定期的にクリーニングや掃除をしないと、ホコリが原因でエアコンの効きが悪くなる、エアコン内部のカビにより健康被害が出るなどの影響があります。
①電気代が上がる
フィルターに汚れが溜まるとエアコンの効きが悪くなり、ムダな電力消費をするため電気代が高くなります。
総合空調メーカーのダイキンによると、フィルター掃除をしないと、冷房時の消費電力が25%も高くなるとのことです。
消費電力が25%ということは、電気代を1kWあたり31円/kWhで計算すると、掃除をしない場合に比べて、年間8,897円が節約できます。
②溜まった汚れが水漏れの原因になる
フィルターやエアコン内部に汚れが溜まると、エアコン内部に結露が多く発生して、排水が追い付かずに水漏れが起こることがあります。エアコンの水漏れを放置し、床が腐食した…なんてことにならないように気をつけましょう。
③エアコンのカビが健康に影響を与える可能性がある
掃除をしないままエアコンの使用を続けると、エアコンの内部にホコリが溜まり、そのホコリを栄養源としてカビが繁殖します。冷房運転時はエアコンから出る冷たい風と室温の温度差から結露が発生し、エアコン内部の湿度が上がります。
ホコリと湿度が大好きなカビにとって、掃除をしていないエアコンの中は快適な場所です。
カビはアレルギー発生の原因のひとつと言われています。
エアコン内部で繁殖したカビをそのまま放置して使い続けると、咳や頭痛、肺炎などの体調不良を引き起こすことがあります。エアコンは定期的にクリーニングや掃除をして、カビを放置しないようにしましょう。
④エアコンの寿命が短くなる
エアコンの汚れを放置するとエアコン本体の寿命短縮につながるため、定期的なお手入れを呼びかけています。
定期的に自分でできる範囲の掃除やエアコンクリーニングをして、結果的に長くエアコンを使い続ける方が費用対効果が見込めます。
エアコンの汚れを放置すると、能力の低下や本体寿命の短縮につながるため、定期的なお手入れが必要です。おそうじ機能がついている機種でも、年数経過とともにファンや熱交換器などには生活臭や汚れが付着します。本体内部やフィルターのお手入れを定期的に行ってください。
エアコンクリーニングとは、一般的に家庭ではお手入れできないエアコン内部の部品やパーツをエアコンクリーニング事業者が業務用洗剤と高圧洗浄機で洗浄することです。
エアコンは、部屋の空気を循環させながら空気中の温度を変えるため、ホコリが詰まりやすいうえ、結露するとカビが生えやすくなり、お手入れは必須です。
基本的に家庭でできるエアコンのお手入れは、フィルター掃除やカバーに付いたホコリ取りです。エアコンメーカーは、家庭でエアコンの内部洗浄をすることを推奨していません。
エアコンクリーニングをすることのメリット
- エアコンの効きが良くなる(節電効果)
- カビを予防できる
- エアコンの臭いがなくなる
お掃除機能付きエアコンもクリーニングを推奨します。
家のエアコンは「お掃除機能が付いたエアコンだからクリーニングしなくてもいい」と思っていませんか?
「エアコンのお掃除機能」とは、エアコンのフィルターなどを自動で掃除し、ダストボックスなどにまとめてくれる便利な機能のことです。
実は、エアコンの「お掃除機能」できれいになる範囲は、エアコンフィルターや、一部の部品など限定的です。
お掃除機能付きエアコンもエアコン内部にカビやホコリがある場合は、高圧洗浄機を使った分解クリーニングをしたほうが良いでしょう。
エアコンクリーニングの適切な頻度はどれくらいなのでしょうか?
エアコンクリーニング事業者のアンケート結果によると、88%が理想の頻度は1〜2年に1回と回答しました。ただしエアコンの使用状況や汚れ具合を見て決めた方が良いとしています。
アコンクリーニングの最適な頻度は、使用頻度や生活スタイルによって異なります。
ペットを飼っている方や、エアコンの稼働時間が長い方は、1年に1回のエアコンクリーニングが適切な頻度です。
上記以外の家庭のリビングやダイニングのエアコンは、2年に1回程度のクリーニング頻度で十分です。
カビだけでなく、臭いやホコリが気になるときや、エアコンの効きが弱くなったと感じた時は弊社にお問い合わせください。
エアコンクリーニングにおすすめの時期は、3月後半〜4月の春と、9月後半〜11月前半の秋です。この期間にエアコンクリーニングをやるメリットは以下のとおりです。
3月後半〜4月の春にエアコンクリーニングをやるメリット
- 閑散期なので割引している事業者が多い
- 希望の日時で予約が取りやすい
- エアコンをたくさん稼働させる夏前にきれいになる
- エアコンを付けなくても暑くない(クリーニング中はエアコンを使えないため)
9月後半〜11月前半の秋にエアコンクリーニングをやるメリット
- 閑散期なので割引している事業者が多い
- 希望の日時で予約が取りやすい
- 冷房を使用するとカビが繁殖するので、秋にクリーニングすれば長い期間きれいな状態が保てる
- エアコンを付けなくても暑く(寒く)ない(クリーニング中はエアコンを使えないため)
ただし、エアコンクリーニングがすぐに必要な状況の場合は、時期に関わらずすぐに弊社へお問い合わせください。