ハウスクリーニングのお話…

3月19日、明日は春分です、先日お花見の話をしたんですけど今日は雪!

いつもお通り朝のウォーキングに出ようと思ったら外は雪、正確には霙(みぞれ)でしたが、めちゃくちゃ寒かったです(¥¥)ウォーキングは早々に切り上げ、一昨日しまったばかりの電気ストーブをまた引っ張り出して部屋で作業することにしました、、、 

 時期的に春は退去・入居のシーズン、きょうはハウスクリーニングのお話をしようと思います。

ハウスクリーニングと言えば、賃貸の入退去時に大家さんや不動産業者さんが専門業者に依頼してやってくれるあのイメージが強いと思いますが、いくつか種類があります。では具体的にどんな種類があるか見てみましょう。

①賃貸物件のハウスクリーニング

賃貸でハウスクリーニングが必要となるシチュエーションは退去時です。賃貸物件の場合、原状回復義務があります。原状回復とは、退去する時には入居した時と同じ状態にするという義務です。

また、それまで長らく住んでいたことでどうしても汚れがあるので、清潔な状態にて退去するためにハウスクリーニングを行うケースはあります。掃除は個人でも行えるものですが、賃貸物件から退去するということは、引越しで何かとバタついてしまい掃除まで対応できない人もいるはずです。

引越しは何かと労力がかかります。掃除よりも、様々な手続きを優先しなければならないこともあるでしょう。ハウスクリーニングを依頼することで、依頼者にとっては掃除の手間の軽減になりますし、何より「より綺麗な状態」に戻すことができるというメリットがあります。

②家事代行のハウスクリーニング

退去の予定がある訳ではないものの、家を綺麗にしたいということで家事代行としてハウスクリーニングを依頼するケースも珍しくありません。仕事や家事・育児に追われて気がつくと、家の掃除に手が回らない… あるいはより徹底的に掃除をしたい人などが、ハウスクリーニングに依頼します。
自宅をきれいな状態に保つため、定期的に利用したいハウスクリーニング。

ハウスクリーニングは専門的な技術や設備を持った業者による掃除なので、個人での掃除よりも高い効果が見込めます。自分自身の手間がかからない点だけではなく、よりクオリティの高い掃除をしてもらえるのがメリットです。決して忙しい訳ではないとしてもハウスクリーニングを業者に依頼し、家をリフレッシュする人もいます。

③空室のハウスクリーニング

賃貸物件のオーナーさんがハウスクリーニングを依頼するケースもあります。①と似ていますが①はどちらかというと賃借人側が原状回復義務として依頼するもので、こちらは貸与しているオーナー側。タイミングとしては、やはり空室になった時です。長らく人が住んでいたので、しっかりと掃除をして新しい借り手に渡すためにハウスクリーニングへ依頼するケースは珍しくありません。

長らく人が住んでいた場合、どうしても汚くなってしまっている部分もあるはずです。特に賃貸物件は内見もあります。内見の際、既にハウスクリーニングを終えて綺麗な状態にした物件と、汚いままの物件とでは借り手の心情面にも大きな違いが出るでしょう。そのため、空室の間にハウスクリーニングを行い、良い状態にすることもあります。

ハウスクリーニングのメリット

自分ではできない場所の掃除が可能・・

ハウスクリーニングのメリットとしてまず挙げられるのが、自分ではできない場所の掃除です。フローリングに掃除機をかけるくらいであれば、誰もが簡単に行えるでしょう。しかし、エアコンの中や排水管の中、細かい隙間などは自力での掃除が難しいもしくは面倒な部分です。場合によっては部品の交換が必要になることもあります。そうならないためにも、適度は掃除は必要でしょう。

家の中には目に見えていなくても相当汚れてしまっている部分もありますが、ハウスクリーニングに依頼することで綺麗にしてもらえるのがメリットです。

それまで家の中が埃っぽいと思っていたものの、ハウスクリーニングに掃除を依頼してから空気がきれいになったというケースもあります。水回りの妙な匂いがなくなったといった話もあり、自力での掃除が難しい部分もハウスクリーニングであれば解決してくれるかもしれません。

道具の用意・保管が不要・・

掃除は自ら行うこともできますが、自ら掃除を行うのであれば道具を用意しなければなりません。場合によっては、保管場所がかさばることもあるのではないでしょうか。頻繁には掃除をしない場合、用具や道具が邪魔だと感じるかもしれません。掃除のためにと思って購入した道具が、思ったほどの効果が出ないと落胆してしまうこともあるのではないでしょうか。

その点ハウスクリーニングであれば、依頼した業者が道具を持ってきて掃除をしてくれます。洗剤や道具を用意する必要はありませんので、当然、保管する必要性もありません。ホームセンターまで足を運んで道具や用具を選ぶ必要もなければ、大きな道具を持って帰る手間も省けます。必要最低限の物だけ揃えておけるのも、ハウスクリーニングで依頼するメリットの1つです。

クオリティが違う・・

掃除は程度を問わなければ、誰でもできます。家庭用の掃除機でフローリングのゴミを吸うのも、ハウスクリーニング業者を呼んで依頼するのも「掃除」です。しかし、専門業者の持つノウハウは、通常の掃除であってもクオリティが異なるのがポイントです。床の掃除だけでも、一般的に行う掃除とやり方が違います。掃除の専門業者だからこそできるクオリティは、掃除の「質」を問う人にとってもまた、大きなメリットとなるでしょう。

手間がかからない・・

自ら掃除を行う場合、何より手間がかかります。時間を捻出し、掃除を行うことが面倒に感じる人も多いでしょう。人によっては仕事や用事で忙しい時期の場合、時間の捻出も難しいのではないでしょうか。

その点、ハウスクリーニングへの依頼であれば時間も手間もかかりません。依頼に関しても電話はもちろんですが、近年ではネットから受付を行っている業者も登場しているので、依頼そのものの手間もほとんどかからないのがメリットです。

クオリティよりも、手間がかからない点こそ一番のメリットだと感じている人も多いでしょう。休日であれば掃除はできますが、休日にしかできないことをしたいと思うはずです。ハウスクリーニングであれば手間がかからないので、自分の時間を満喫できます。

誰もが依頼できる・・

ハウスクリーニングは人を選びません。老若男女を問わず、誰もが依頼できます。自らの掃除が肉体的な面で大きな負担となってしまっている高齢者や掃除の負担を減らしたい主婦など、ニーズはさまざまです。利用者資格などは設けられておらず、連絡すれば日程を調整して掃除を行ってくれるのがメリットでしょう。

ハウスクリーニングのデメリット

お金がかかる・・

ハウスクリーニングの業者に依頼するのであれば、当然費用負担が発生します。もちろんお金を支払った分の「対価」が掃除ですし、自ら行う掃除よりも高いクオリティであることは間違いないでしょう。しかし、あまりお金を賭けたくないという人にとっては、お金がかかる点に関して大きいデメリットだと感じてしまいます。

複数の業者を比較したり、掃除してもらいたい場所を絞ることで費用負担を抑えることは可能です。

業者の質は様々・・

ウスクリーニングを行っている業者は一つや二つではありません。ハウスクリーニングを依頼したいと思った時、依頼する業者を選ぶところから始めます。かなりの数の中から選ぶのは大変かもしれませんが、真剣に選んだほうが満足できる結果を得られやすくなるはずです。

実際にハウスクリーニングのクオリティやサービスは、業者によって異なります。評判の良いハウスクリーニング業者もいれば、評判の悪いハウスクリーニングもあるのでチェックしておきましょう。その点の取捨選択の責任は自分にあるので、悪い業者に依頼してしまう可能性がある点はデメリットとして挙げざるを得ません。

掃除サービスでトラブルもある・・

国民生活センターの発表では、掃除サービスに関する相談件数が2013年度以降1,000件近くあるとされています。エアコンや換気扇のクリーニングに関するトラブルが多いそうです。

事例として

  • ネットで調べて依頼したら、見積り時とは違った対応をされた。
  • エアコンの具合が悪く、依頼したら当日「ガス漏れの可能性があり、クリーニングでは解消できない」と言われてクリーニングせずに帰っていった。
  • エアコン掃除をしてくれた業者に浴室の汚れ防止工事を勧められてお願いしたが、費用が高額だった。

など、実際にサービスや金額が妥当なものか不満に思う声が消費生活センターに寄せられているそうです。

バスルーム

自分でする掃除の頻度:使用後すぐ、もしくは汚れや臭いなどが気になったとき
ハウスクリーニングのサイクル:定期の場合 月1~2回 

お風呂に入った後すぐに浴槽を洗う、壁や鏡などに付いた水滴を拭き取るなど日頃からこまめに手入れすることで、バスルームを清潔な状態に保つことができます。
とはいえ、これはあくまで理想的なお手入れの形。
実際にお手入れを毎日完璧にこなすのは難しいですよね。
結果としてカビや水垢の汚れ、排水口の臭いなどが気になるようになってしまいます。
出来れば年に1~2回はハウスクリーニングを依頼し専門の徹底清掃をお勧めいたします。

トイレ

自分でする掃除の頻度:週に1回
ハウスクリーニングのサイクル定期の場合 月1~2回

週に1回はトイレ用の洗剤や掃除道具を使って便器や床、壁などのお掃除をするのが理想です。
それ以外にも、汚れが気になったときにはすぐにお掃除しましょう。
気をつけて掃除しているつもりでも、便器のふちなど、見えにくく掃除しにくい箇所に汚れが残って臭いの原因になることがあります。

出来れば年に1~2回はハウスクリーニングを依頼し専門の徹底清掃をお勧めいたします。
自力では対応できない汚れや臭いが気になりはじめたら、ハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。

洗面台

自分でする掃除の頻度:週に1回

ハウスクリーニングのサイクル:定期の場合 月1回
ハウスクリーニングのサイクル:汚れや臭いが気になったとき

汚れをすぐに拭き取る、洗面ボウルをきれいにみがくなど、日頃のお手入れが重要な洗面台。
水垢や排水口の汚れなど、日頃のお掃除ではきれいに落とせない汚れが目立つようになったときが、ハウスクリーニングを依頼するべきタイミングでしょう。

キッチン

自分でする掃除の頻度:使用後すぐ。
コンロは2・3日に1回程度

ハウスクリーニングのサイクル:定期の場合 月1回
ハウスクリーニングのサイクル:汚れや臭いが気になったとき

使用頻度が高く汚れが目立つシンクや調理台などは、使った後すぐに拭き掃除をして汚れを取り除くのが重要。
水気を拭き取っておけば水垢も防げます。
三角コーナーや排水口など、水垢やカビをはじめとした汚れが溜まりやすいところが多いので注意が必要です。
コンロ周辺のお手入れは2・3日に1回と、毎日ではなくてもOK。
食器用洗剤とスポンジを使って洗った後、濡らした布巾できれいに拭きましょう。ナチュラルものでという方は食器用洗剤の代わりに重曹やセスキ水なども良いでしょう。
見た目だけでなく衛生面にも気を配りたい場所ですので、汚れや臭いが気になりはじめたらハウスクリーニングをお願いするようにしましょう。

出来れば年に1~2回はハウスクリーニングを依頼し専門の徹底清掃をお勧めいたします。

エアコン

自分でする掃除の頻度:週に1回、フィルターのホコリ取り
ハウスクリーニングのサイクル:年に1回、もしくは汚れや臭いが気になったとき

自宅でできるエアコンの基本的なお手入れはフィルターのお掃除。
部屋のホコリが溜まるフィルターを週に1回程度掃除することでエアコンの効きもよくなりますし、フィルターにカビなど発生していないかチェックすることもできます。
年に1回、エアコンを使う季節が終わった後にハウスクリーニングを依頼し、フィルター以外の汚れについてもきれいに掃除してもらうのが理想的なサイクルです。

気になる汚れ…そのほかの場所

換気扇やレンジフード

窓やサッシ

忙しい日々の中で隅々までピカピカの状態を自力でキープするのは難しいことですから、賢くハウスクリーニングを利用して清潔な状態を保ちましょう!