網戸の寿命は4~5年…
網戸は夏場の暑いときに活躍します。窓を開けて網戸だけ閉めていれば、室内に心地よい風を通しつつ虫を通しません。
しかし、網戸は外気に直接さらされているため、使っているうちに少しずつ劣化してきます。網戸は定期的に張り替えを行わなければなりませんが、古くなってもそのまま使い続けている人も多いです。ではどんなタイミングで網戸の張り替えをすれば良いのでしょうか。今日は網戸を張り替える適切な時期について解説していきます。
🔶破れている…
網戸のネットがすでに破れているのは、分かりやすい張り替えのサインです。
なるべく早めに張り替えをした方がいいでしょう。小さな穴だからといって放置していると、どんどん穴が広がって大きくなります。1箇所だけだから、と放置する人もいるかしれません。しかし、1箇所破れているということは、全体的に劣化してもろくなっている可能性が高いです。そのまま放置しておくと他の箇所もすぐに破れてしまうでしょう
🔶虫が入ってくる可能性
破れた網戸をそのまま張り替えずに使い続けていると、破れている箇所から虫が入ってくる可能性があります。網戸の重要な役目は、虫の侵入を防止することです。破れている網戸では、その役目を果たせません。蚊が室内に入ってきて刺されることもあります。破れている面積によっては、蜂が入ってくることもあるでしょう。
🔶ほつれている箇所にも注意
網戸は劣化してくると、破れるとまではいかなくても、部分的にほつれてくることが多いです。ほつれたまま放置しておくと、そのうち破れます。ほつれていると目の隙間が大きくなるため、小さな虫なら侵入できてしまいます。
ほつれているときにも網戸張り替え時期のサインだと受け取りましょう。
🔶端の部分が切れている
網戸のネットは通常、枠にピッタリとはまっています。よく見てみるとゴムと一緒に端の部分が枠に埋まっているのが確認できるでしょう。しかし、網戸が劣化してくると、そのゴムの部分が枠から外れることがあります。そうなると隙間ができるため、そこから虫が入ってくるでしょう。端の部分が切れている場合も、網戸張り替え時期のサインです。
🔶変色している
網戸は劣化するとともに、色も少しずつ変わっていきます。1~2カ月くらいの期間ではほとんどわかりませんが、3~4年ほど経過すると最初と色が違っているのに気づくことがあります。明らかに最初と比べて変色しているようであれば、張り替えを検討しましょう。変色しているのがはっきり分かるくらい劣化していると、網戸がもろくなっているので、すぐ破れたり端の方が切れたりします。網戸がもろくなると、指で軽く突いてみただけで網に穴が開くかもしれません。
🔶10年ほど使っている
網戸は、破れていたり端の部分が切れていたりしていないと、張り替えなくても大丈夫と思いがちです。しかし、網戸は使用開始から年数が経過していれば、その年数に応じて確実に劣化しています。10年程度経っている網戸はかなりもろくなっているので、現在破れていなくても、ちょっとした拍子ですぐ破れる可能性が高いです。
網戸が劣化する原因
網戸張り替えのサインは、どれも網戸が劣化したことで起こる現象です。なぜ網戸は劣化するのか、その原因について見ていきましょう。
🔶紫外線による影響
紫外線は人間の肌にダメージを与えますが、網戸も紫外線によるダメージを受けます。網戸を劣化させる原因の大半は紫外線だと考えていいでしょう。強い紫外線を浴びれば浴びるほど、網戸は劣化していきます。そのため、日当たりの良し悪しで網戸の劣化具合にも差が出ることが多いです。
🔶雨風による影響
網戸は紫外線だけでなく、雨や風にもさらされています。
大雨が降れば、網戸全体がずぶ濡れになるでしょう。強風が当たることで、物理的なダメージも受けます。とくに台風では大量の雨風を浴びるため、網戸が受けるダメージもかなり大きいです。
🔶車の排気ガスの影響
道路側の窓に取り付けられた網戸の場合には、車の排気ガスを浴びることもあります。
自宅前が交通量の少ない道路であれば、排気ガスの影響はほとんどありません。しかし、交通量の多い大きな道路に面している住宅の場合には、道路側の窓の網戸は毎日大量に排気ガスを浴びます。排気ガスの影響で網戸が劣化することも多いです。
🔶ペットのひっかき傷
ペットを飼っている家庭であれば、ペットが網戸を引っかくこともあるでしょう。
とくに猫は網戸をよく引っかきます。猫を飼っている家庭では、網戸がすぐにボロボロになることが多いです。
網戸の寿命は4~5年程度
ごく一般的な環境で網戸を使用した場合には、おおむね4~5年程度は問題なく使用できます。使い始めてから5年以上経過していても、使えることには使えますが、使い始めたときほど快適には使えません。5年以上使用している網戸はもろくなっているため、部分的にほつれてくることもあるでしょう。そのまま使い続けていると、破れたり端の方が切れたりすることもあります。快適な環境で網戸を使用するには、そうした兆候が出てくる前に張り替えをしておくのが望ましいです。そのため、使い始めて4~5年を目安に張り替えをするといいでしょう。
ただし使用環境によってはそれよりも早く寿命を迎える場合もあります。ではどのような使用環境で差が出るのか見ていきましょう。
日当たりの良い場所
上述したように紫外線が網戸を劣化させる原因になっていることから、日当たりが良い場所だと、日当たりが悪い場所よりも劣化が早く進みます。南側の窓に設置された網戸は北・東側に設置されている網戸よりも強い日差しが当たり、その時間も長いです。西側の窓の網戸にも、比較的強い日差しが長時間にわたって当たります。そのため、南側と西側では紫外線の影響が強く、網戸もあまり長く持ちません。南・西側の網戸はおおむね2年程度で寿命を迎えると考えておきましょう。これに対して、北側の窓の網戸は直接日差しを浴びることはあまりありません。東側は朝日が当たりますが、昼以降の強い日差しが当たらないため、紫外線の影響は南・西側の網戸よりも少なめです。
網戸の張替え
自宅の網戸に張り替えるべきサインがある、または張り替え時期を迎えているのであれば、早めに張り替えをしましょう。
では、網戸の張り替えはどのようにして行えばいいのか見ていきましょう。
🔷DIYで張り替える
網戸の張り替え作業は、それほど難しい作業ではないため、一般の人が自分で行うこともできます。100円ショップやホームセンターなどで、張り替え用の網戸シートは購入可能です。費用を安く抑えたくて、DIYでの網戸張り替えを検討している人もいるでしょう。網戸の張り替えを行うには、張り替え用の網戸シートだけでなく、他にも道具が必要になります。
DIY全般で使用するような道具ではなく、網戸の張り替えでしか使わない道具もあります。
DIYは安上がりに見えますが、道具の購入費用がかかります。
🔷業者に依頼する
網戸の張り替えは、それほど難しい作業ではないと言いながらも、初心者の方は失敗することもあると思います。専門業者に依頼して行う方法もあるのでDIYにこだわるのでなければ、業者に依頼するのがおすすめです。
🔷プロん依頼すれば安心
DIYで網戸の張り替えを行うのが難しそうな場合には、業者に依頼することになるでしょう。DIYがあまり得意でない人や初心者の場合には、プロに任せた方が安心です。プロに依頼すれば、張り替え用の道具を買いそろえる必要はありません。
忙しくて張り替え作業をする時間がなかなか取れない人にもおすすめです。
🔷料金はどれくらい
網戸の張り替えを業者に依頼する際に気になるのは料金ですよね。
業者によって料金の差が大きいため、注意して選びましょう。そのためには、おおよその相場を把握しておく必要があります。網戸の張り替えのみの相場は、1枚あたり2,000~6,000円程度です。(業者により、資材費+出張費+TAXが別途必要になる場合があります)
網戸自体の大きさやネット(素材)の色・種類、メッシュ(網目の細かさ)などによって多少の違いはあると思いますが、専門の道具や張替え用の網戸を購入する手間を考えたらそれほど高価には感じません。
まとめ…網戸は少しずつ劣化していくため、4~5年程度を目安に張り替えすることをお勧めいたします。
網戸を劣化させる主な原因は紫外線であるため、日当たりの良い場所の網戸は、寿命が短くなります。南側や西側の窓の網戸は、2年くらいを目安に張り替えが必要です。破れたり端の方が切れたりする前に、新しい網戸に張り替えておきましょう。
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